造作家具・建具で快適な暮らしに
マンションリノベーションで理想の暮らしを叶えるためには、造作家具や造作建具を活用した空間デザインが欠かせません。
家具・建具には大きく分けて以下の2種類の作り方があります。
一、新建材を使った既製品の家具・建具
ひとつは、工場で量産された新建材を使う既製品の家具や建具です。価格が安価な反面、化学物質を多く含み、サイズやデザインが規格に限られてしまうため、マンション特有の柱や梁の凹凸に合わせにくいというデメリットがあります。さらに仕上げにはプリント合板が使われ、本物の木の質感を味わうことはできません。
二、職人が作る造作家具・造作建具
もう一つは、大工や建具職人が無垢材などの本物の素材を使ってオーダーメイドで仕上げる造作家具・造作建具です。既製品より価格は高くなりますが、サイズ、素材、デザインを自由に決められるため、暮らしに合わせた細かな設計が可能です。
Lagomでは、家具も建具もすべて造作で仕上げています。それは、一人ひとりの暮らしにフィットした空間を提供するためです。例えばキッチンの高さは「身長÷2+5cm」という考え方があります。身長176cmの方の場合、最適なキッチン高さは93cmですが、既製品では85cmか90cmしか選べません。造作キッチンなら93cmにジャストサイズで設計でき、調理中の負担を大幅に軽減できます。また、マンションの限られたスペースを有効活用するため、小さな隙間に造作棚を作ったり、大きな柱や梁に合わせてサイズを調整した建具を製作したりすることで、既製品では難しい動線を実現できます。造作により、理想の間取りや快適な暮らしを叶えるマンションリノベーションが可能になります。
日本では「家を買う=箱を手に入れる」という考え方が主流ですが、欧米では家具を含めて暮らし方をデザインする家づくりが一般的です。家具の配置ひとつで生活の質が大きく変わることを理解しているからこそ、家具までトータルに設計しています。Lagomも「ただ箱を提供する」のではなく、暮らし方に寄り添い、造作家具・造作建具で理想のライフスタイルを叶えるマンションリノベーションを行っています。